10Oct
セイリングヨットは風の力を受けて進む。これは皆さんご存知かと。
このヨットは風向の真上には進めないけど、最高で45°程度の角度で風上方向に進める。これは私はウィンドサーフィン始めるまで知らなかった。
更にウィンドサーフィンではボード上に突っ立ったままセイルを操作して表と裏に交互に風を受けることで、前進と後退を繰り返せる。(細かなところは色々あるけど端折りました) コースレースやった方なら異論ないと思う。風下に流される分を風上に上りながら前進後退するから、はた目にはほぼ同じところに留まっているように見える。この状態で風車を背負うと陸地や海底に係留しないで定点に浮かぶ風力発電ができる。これを原点に機械化できないか、と考えた。
なので一発目は人型とか変わったロボットがセイルを操作する、というようなことで出願だけ。ただしこれだとあまりにも現実味がない。ジャイブとかタックとか、右舷から風を受けていたのにクルリと舳先を回して左舷から風を受ける向きにする、みたいな姿がイメージできない。
そこで今回のアイデアを思い付いた。いわゆるボードの形状を長手方向に対称にすること。「両先端とも舳先」ということ。そして「スイッチバックの要領で前進後退すること。」もはやどちらも前進。人型は搭乗しない。セイル付きのボード全体がひとつのロボットと見る。
これが新規性ありとして特許された次第です。他にも追加機能をいくつか載せたし。どうかな~。
株式会社OKYA 代表取締役。いつか日本の海、そして世界の海でシバーリングする浮体式風力発電設備が並んでいるのを見てみたい。そんな夢に向かって微力ながら活動しています。
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