風が吹いている限りエネルギーを自給できる「ヨット型ドローン」の開発奮闘記です

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ヨット型ドローン開発奮闘記

ゴミ拾いと私の思い出

夏のシーズンオフのスキー場の画像

海のゴミ問題

少し前から、プラスチックをはじめとする人工物の海洋への流入による環境汚染の問題が新聞やテレビ、ネットニュースで目にする機会が増えてきました。
世界ではいろいろな方が様々な取り組みを開始なされています。
私は海で使えるロボットを作りたいと取り組んでいて、
動かせるものができたら海洋の環境回復に貢献することもできないかと考えています。

今回はそこまで重くない、若かった頃の思い出話です。

夏合宿のゴミ問題

高校生の頃、ラグビー部に入っていました。
夏休みには長野県の菅平高原で合宿がありました。
(あ~っ、って思い出共有してもらえる人いますよね)
朝からの練習だったり、他チームとの試合の繰り返しの日々。

ある日、練習試合中にラックの中で下敷きになり、左肩周辺を捻じって痛めてしまいました。試合途中で交代させてもらい見学に回りました。

次の日の朝、ポジションの近い人たち5人で同じ部屋だったわけですが、
5人とも寝坊して朝練に遅刻してしまうという失態をしでかしてしまいました。
他の4人はコーチに怒鳴られつつ、すでに走り始めている他のメンバーに追いつくべく走り始めました。
ケガ人枠の私はそれとなく回りをブラブラ歩いたり給水をサポートしたり。

その日は午前中から練習試合が組まれていて、
朝練、朝食のあとはグランドに移動、試合です。
私は試合には出れず見学です。
試合が終了して、撤収するまでの間にコーチから
「試合出られていないなら、周辺のゴミ拾っておけよ」と指示されました。
テーピングの剥がしたものなど、落ちているものがたまにあるので
そういったものを拾い集めて持ち帰りました。

宿舎に戻って昼食です。
昼食後には午後の部まで、軽く昼寝時間があります。
ですが、その日の昼食後、再びコーチから「ゴミ集めておけよ」と言われました。
午前の練習試合後のイメージがあったので、「ケガ人はゴミ集めかよ」と思い、
自分の他の部屋にも回ってゴミ箱の屑の回収を始めました。

すると他の部屋の人が、
「お前の部屋の人がコーチに呼び出されて、宿舎の裏手に連れていかれた。行った方がいいぞ」
と言ってきたのです。

状況が呑み込めないまま、ひとまず途中まで集めたごみ屑を置き、
宿舎の裏手に回ってみると確かに同じ部屋の他の4人が山の斜面を走って登っているところでした。

コーチからは私に対して「どこに行っていたんだ!!」の厳しい声。
「ゴミ集めていましたけど…」と伝えると、
「違う、5人集めておけよ、と言ったんだ」とのこと。

そうです、朝の寝坊の罰練としての山の斜面登りに、
同じ部屋の人を集めろ、という指示だったのです。

この夏合宿の後から、私はゴミ集めの人として記憶されることとなりました。

だからの決意?

せっかくのご縁ですのでね、できることはやりますよ、の気持ちでゴミに立ち向かう意識を持っています。
待ってろよ!!

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